こんにちは。さちこばです。
みなさんは、落ち込んでる時の対処法、どうしてますか?
ちなみに昔のわたしは、「落ち込んだ時の対処法」を聞かれた時には
「落ちるところまで落ちる」と答えていたものでした。
(対処法としては、悪くないですが、暗いですね…(;´Д`))
今は生理前に暗くなるくらいで、
昔ほどどーんと落ちることはほとんどなくなりましたけど、
最近、落ち込んだ時の対処法として「スキップをする」というのを教えてもらったので、今度やってみようと思います(・ω・)b
それはそうと、落ち込んでる時って、なんか、「落ちる」という表現そのままに、
下へ下へ下降していくイメージがありませんか?
足は重いし先は見えないし、進むのがすごくしんどい。こんなにしんどいのになんで歩かなきゃいけないんだろう。この先にゴールなんてあるの?と延々と考えたりします。
あるとき、この状態が、登山に似ていることに気づきました。
生涯で1回しかしたことないんですけどね。登山。
わたしは石川県で生まれ育ったので、白山という山に登ったことがあります。
14才くらいのことだったかと記憶しています。
ちなみに白山にはその昔、富士山と「どっちが高いか」張り合ったという、やんちゃな過去があります。
どう決着つけたかというと、なんか半分に切った竹かなんかを2つの山の上に渡して、低いほうに水が流れる、とかそんな感じの勝負を挑んだようです。
民話ってけっこうとんでもないですね。
それはさておき。登山の話。
あれは辛かった。本当にもう帰りたいと真剣に思ってるんだけど、先に行くしかなくて。でもって大人たちは「もうすぐだから」とか「あとちょっとだよ」とか言うんだけど、「あとちょっと」なんてセリフ聞き飽きたってくらいずうーっと言われ続けてて既に信じらんない、てっぺんなんてないんじゃないのもうやだ無理…なんて気分で登ってた記憶があります。
これ、落ち込んでる時の気持ちに似てない?
似てるよね?
と、いうことは、視点を変えたらば、
「落ち込んでいる」という状態は、「くだり」ではなく「のぼり」なのではないのだろうか?
落ちているから辛いんでなくて、登ってるから辛いんでは?
てっぺんまで行ったら、あとはラクなんでは?
と、思うだけで、落ち込みも少し軽く感じてきませんか?
これを考えついたとき、どうせおんなじしんどいんなら、「おちる」より「のぼる」って思ってるほうがいいなぁと思ったので。
もしいまこれを読んでるあなたが落ち込んでるとしたら、「のぼってる自分」を、ちょっとだけ感じてみてくださるとうれしいです。
(登山では、てっぺんに登った時の夜空は、ほんとうにすてきでしたよ)
余談ですが、白山は富士山と1キロしか違わないのです。1,000メートルというとすごく違う気がするのに1キロというと短く感じるのはどうしてでしょう。長さじゃなくて高さだから?
そしてこの記事を書くにあたり、うっかり日本の山の高さランキングを見てしまった結果、我が白山が野口五郎岳などというふざけた名前の山よりも低いということを知ってしまい、憤懣やるかたない思いのわたくしです…。いや人と比べて自分の価値を測るのはおろかしいことなのですが…… しかも人じゃなくて、山だし…。