過去の自分を客観視する「老婦人のワーク」

こんにちは。
前回の記事、「過去」はパラパラ漫画です の続きです。

前回の記事で、過去と今が連続して繋がっているというのは幻想であると書きました。

だとしたら、何故、過去と今が繋がっていると思うのでしょう。

「過去」と「いま」を繋げているのものは「感情」です。

本来は、たくさんの「過去」は、パラパラ漫画の無数の1枚1枚に過ぎません。

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ほんとはどれも、「いま」と違う「1シーン」のはずなのに..
強い感情をおぼえたものは、「いま」にものすごく影響しているように感じてしまう。

むしろ、強い感情をおぼえたもの「だけ」が、今の自分に繋がっているように思ってしまいます。

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忘れちゃってるどうでもいい「過去」と、
忘れたい「過去」、
忘れたくない「過去」…。

「つらい過去」と繋がっている「感情」をどーにかすれば、
「つらい過去と思っていること」が、「どうでもいい過去」と同列になることもできるわけです。

嬉しい記憶は、そのままでいいと思うので、

つらい過去と結びついている感情との付き合い方について、さいきん使ってみて効果的だったワークをご紹介しますね。

つらい過去と距離を置くためのワーク

いやな出来事、つらい過去を思い出した時、まずやってみてほしいのが、

「その過去が写っている写真を手にとっている自分をイメージする」こと

最初はこれだけでいいです。

アルバムをめくって、決まったページを開いてしまうイメージでもいいです。

このイメージに慣れてくると、

特定の過去を思い出すときに、「またこの写真を見てしまう」自分を、少し客観視できるようになります。

そしたら次は「ツッコミ役」を登場させます

いやな出来事、つらい過去ほど、(なぜか)リピート率が高いので、

「いつまで見とんねん」

「何回見とんねん」

「またそれか」

「よー飽きひんなぁ」

と、ツッコんでみてください。

(わたしの上記のツッコミは、浜ちゃん風なんですが、お好きな芸人さんでどうぞ。オネエ系タレントさんでもいい感じになると思います)

ツッコミが入るようになると、

「どんだけMやねんw」と、(自虐でも)笑えるようになると思います。

笑えるようになったら、だいたい客観視できているので、

そのうちツッコミ役が「もうそろそろこれ見るの止めへんか?」と言ってくると思います。

そしたら次のキャラクター登場です。
今度は「上品な老婦人」です。

男性は「落ち着いた老紳士」な感じで。

私の中ではミス・マープルなんですけど、八千草薫さんなんていいかもしれません。

でもなんか日本人よりイギリス人のほうがいいような氣がします。なんとなく。

過去の写真を取り出して来る自分に氣づいたら、

老婦人(老紳士)に写真を眺めさせてひとこと

「そんなこともあったわね..」(そんなこともありましたな..)

と微笑んでいるところをイメージしてください。

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そして、可能であれば、彼女(彼)を、「数十年後の自分」だと想像します。

これを、つらい記憶が出るたびに、やってみてください。

わたし自身、過去の記憶の取り扱いに困り果てて(疲れ果てて)、
いろいろ試しているうちに、自然とこのワークが編み出されたものです。

これをやっていると、「つらい記憶に振り回されない視点」ができてくるし、

しかも「過去を乗り越えて微笑んでいる未来の自分」が先にあるとイメージできるため、

「つらい過去」→「しんどい現在」→「悲観的な未来予測」のラインを切ることができました。

何度かやってみて、しっくりくるようなら、きっとあなたにも効果があるのではないかと思います。

ツッコミ役は誰にしよう?

老婦人役はどんな人がいいかなー?って、

遊び感覚で、まずはやってみてくださいねー。